近年、車の廃タイヤが問題視されてきていますが、その廃タイヤを利用して考え出されたのが、アブソーブマットです。
タイヤを粉砕し、1〜3mmの粒状にしたものを成型しました。
まず、ゴムの持つ特性を生かし、衝撃吸収・滑り抵抗に優れ、事故による怪我を軽減します。また、歩行による、膝の負担を軽減します。タイヤの特性の耐候性、耐磨耗性にすぐれています。
アブソーブマットは、エコマーク認定商品です。
脱炭素の気運が高まっています。弊社も廃プラスチックの分野で何か貢献できないものかと、開発したのが、レベルスペーサーです。
PP(ポリプロピレン)の性質を活かし、粘りと高強度で大きい荷重も支えらるプレートが出来上がりました。
また、家具等のグラツキ防止、転倒防止にも一役かっています。
レベルスペーサーは、エコマーク認定商品です。
目地板は、土木・建築資材として必要な材料ですが、あまり表立って人目に触れることはない恥かしがり屋さんです。裏方さんとして支える仕事をしています。
仕事場は主に、コンクリートで出来た塊の中です。
コンクリートは最初は、ドロドロの形をもつていない流動性のある液状のものですが、時間の経過とともに固い塊となり、ビルや道路、擁壁等のコンクリート構造物と呼ばれるものになります。
この液状から塊になる過程で発熱し、膨張します。次第に熱は冷めていくのですが、冷めると同時に収縮していきます。
また、固まりになった後の安定した状態のときでも、外気温、地中温などに影響され伸びたり、縮んだりしています。伸びたときに大きな固まりのままでしたらどうなるのでしようか、内部圧力というコンクリートとコンクリートがぶつかり合って、ヒビが入ったり、割れたりします。
この仲裁役が目地板なのです。大切な役目を担っているのです。
また、コンクリートの寿命は数十年、または、100年と考えられる程の長寿命ですので裏方として支える目地板も長生きしなくてはなりません。長生きするが為にも、注意しなければならない点は、地球環境に優しいことも必要です。
目地板とは、概ね瀝青系(アスファルト系)の目地板を指します。
樹脂系、発泡ゴム系の目地板が使われるようになってきましたが、特別な用途として指定される場所に使用される目地材として使用されています。
スーパータイトは杉、桧の皮の繊維質等に良質のアスファルトを浸透させた高品質の瀝青系繊維質目地板です。道路、橋梁、隧道、擁壁、水路などのコンクリート建造物の膨張、収縮による応力緩和を図る箇所に使用します。
はみだしがない、軽くて取り扱いがしやすい、夏季にやわらかくならず、冬季にもろくならない等の特徴を持っています。
スーパータイトは業界初のエコマーク商品として認定され、本社がある香川県からは「香川県リサイクル認定商品 認定番号9号」として認められた商品です。
経済産業省四国経済産業局で、環境産業廃棄物処理リサイクル商品「認定認定番号第62号」として、環境省 産業廃棄物広域認定制度、認定商品(第243号)として認定されました。